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  • 執筆者の写真Narumi

栄養士から『管理』栄養士を取得して変わったこと。



私は現在管理栄養士の資格を保有しています。


多くの管理栄養士が4年制大学の管理栄養士養成施設で学び、管理栄養士国家試験を受験します。

管理栄養士国家試験を受けるためには、そのルート以外に2~4年制の栄養士養成施設で学んだ後、それぞれに必要な実務経験年数を経る必要があります。


高校卒業後の進路を決める際、2年制短期大学の栄養士養成施設を選んだ私は、進路指導の先生に、

「大学から受験なら7割、短大から受験なら7%だけど短大を選ぶの?」

と言われました。


私が高校3年生になったときの合格率が特に低い確率だったことで、先生は調べたことを教えてくれました。


私はもともと栄養の学びの次に、運動の学びをと考えており、現場経験を得つつ学びを進められる方法を考えた末の選択だったので、変えるつもりはありませんでした。


現在、管理栄養士や調理師、NSCA認定パーソナルトレーナーといった資格を保有していますが、4年制大学を選択し、より学びを深めることもありだったかもしれないと今では思っています。


資格を保有するだけで『クリア』と考えるならば、私はクリアしていると言えるでしょう。

ただ、資格というのは学びを深めたり、自己紹介を簡単に行えたりするツールでしかないと思っています。



そんな栄養士を経て、管理栄養士となった私が考える、管理栄養士を取得して変わったことは、『仕事の幅が広がったこと』です。


現場によっては栄養士も管理栄養士も大差ない働き方をしているところもあります。


資格を取得するためのハードルは管理栄養士の方が圧倒的に高いものの、知識・経験のレベルは栄養士であれ管理栄養士であれ個人差が大きいです。


私は資格取得がゴールではなく、ツールを利用しつつ、どれだけ知識・経験のレベルを高め続けることができるかが重要だと考えます。


とはいえ、前述したように『仕事の幅が広がったこと』は確かです。


食品やシステムの開発、セミナー講師、特定保健指導員など管理栄養士を取得したからこそお声がけいただいたり、できる仕事が増えたりしました。



栄養士から管理栄養士を取得することを100%オススメするかと言われれば、私はわかりません。

なぜなら、その人が何をしたいのかが自分と同じではないからです。


私はやりたいことに必要だと感じたから取得しましたが、実務経験を重ねつつの勉強は私にとって心が揺らぐことが多く、「次ダメだったら違う道を選ぶ。」と身近な人間に話していました。



どのような資格も、「あなたが何をやりたいのか?」「あなたが何を学びたいのか?」「その資格を保有する必要があるのか?」を考えられるといいかなと思います。



広げたい仕事の幅にあてはまるものがあれば、近くの目標に資格取得を組み込んでもいいかもしれないね。

という文章でした。




ついでに私の表明をして締めます。



私は、資格を取得するまで、近くの目標が明確で学ぶことが世の中のあたりまえのように思い、日々が過ぎていきました。


資格を取得してから、目標はより一層自らの力で明確にしていく必要があると感じています。


世の中にあたりまえなことはありません。

ただ、自分にとってあたりまえなことであれば、学ぶことへの摩擦は少なく、行動しやすいと最近考えます。


資格を活用したり、目標を明確にしたりして、私は私の求めている場所に向かいます。



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