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執筆者の写真Narumi

見えてる世界。


五感、そして第六感から受信する内容・量は人それぞれ異なる。

そんな話を友人としました。


近年書籍やWebサイトなどで取り上げられることが増えた『Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)』略称『HSP』は人口の約2割、5人に1人の人があてはまる気質で、生まれつきとても感受性が強く敏感な気質を持った人のことを表します。


HSPの中にも大きく分けて4つの気質『HSP』『HSE』『HSS型HSP』『HSS型HSE』があり、自分の特性がどのような気質に近いのか知ることで、該当しない約8割の人との関わりや共存する世界への生きづらさを緩和させる糸口を見つけられるかもしれません。


こういった情報が広まることによって、似た気質をもって生まれたもの同士が交流し合える目印になるのかなと感じています。


友人とのこの話の締め括りとしては、

「私イヌ好きなの!」

「俺もイヌ好き!」

といった好みを表現することと同じく、名称が存在することで『差』が存在することを表現しやすくなり良いことなのではないだろうかと落ち着きました。



これに近しいことをアニメを見ながら考えたことがあります。


モブサイコ100アニメⅡ期3話で、モブ・霊幻がそれぞれの視点から気づくシーンが描かれています。


モブ「これはきっと僕にしかわからないんだ。」

・・・

霊幻「あいつは人よりできることが多いんだ。見えてる世界がはるかに大きい。」


モブサイコ100公式ホームページ:https://mobpsycho100.com/2nd/story/03.html


霊が見える人と見えない人の『差』が存在することを見えない側の人間が気づく形になっていますが、見えない人は『共感』することはできても『体感』することはできないのです。


見える人が感じ取っていることを伝え、信じてもらい、共感されることは、見えない人の『常識』が邪魔をして難しくなっていることも多いでしょう。


ただ、これはだれしも100%理解し合うことがないように自分以外のことなのだから当たり前のことだと思います。


こうやって身近な人が理解してくれる・理解しようとしてくれるだけで救われる人も多いと思います。



見えてる世界。

それは受診できる情報の内容・量にひとりひとり差があり、似た気質をもった人であっても100%の理解は困難です。

その『差』が大きければ大きいほど摩擦や窮追が生じてしまうのかもしれません。

その『差』が存在すると知ることが、自分に見えてる世界以外にも世界があることを知り自分自身の視野を広げるきっかけになるのではないでしょうか。




私がその見えてる世界の『差』をある程度認識できたのは、28歳の頃でした。

10代20代のてんかん発作や偏頭痛もそれを教えてくれていたのかもしれませんね。

自身の身体や心の声を大切に、好きに生きましょう。





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