数年前「距離感」についてとても考えさせられる出来事がありました。
私の活動は、トレーナーとしてトレーニングのサポートや管理栄養士として食事のサポートをすることが主体になっています。
その際、サポートする方の現状を知ることはとても大切な導入のひとつです。
あるとき私のサポートスタイルの距離が近すぎるという指摘を受けました。
担当するお客様からの指摘でも、他のお客様からの指摘でもありません。
当時の私は、勤めているということはその組織の色にスポイトで合わせるように行動することが正であると考えていました。
発言することば、声のボリューム、笑い方、、、
ある程度は必要なことなのだと思いますが、自分のことを隠すように話すことば、耳につかないように浅い呼吸で吐き出す声、ほほ笑むような笑顔、そういったことまで意識する日々は自分の「ふつう」とはなんなのかわからなくなっていたような気がします。
当時のお客様からは、現在もご連絡をいただくことがあって、わからなくなった状態でも求めていただけていたことに喜びの気持ちの反面、もっとできることがあったのではないかという複雑な気持ちもあります。
性質上似ている人がいても同じではないことや知ろうとしても知りえないものもあることをより考えるようになりました。
「種種様様」
しゅじゅさまざま
いろいろであること。またそのさま。
出典:四字熟語の辞典
その頃からよりいろいろな分野の本や映画、ドラマ、人に触れられるようにと機会を作るようになりました。
昨日は少し前の映画ですが、「ファントム・スレッド」を見てみました。
以前この映画を紹介されている方がいて、その紹介の内容にどこか惹かれるものを感じた記憶だけが残っていました。
映画を見終わって、いろいろな方のレビューを読んでみました。
当たり前のことですが、似た感覚のものがあっても、全く同じ感覚のレビューはありません。
私はそのこと自体がどうのということはありません。
いろいろな視点があり、思考があり、意見があって、そんな世界だからこそ、関わりや距離感も違うのだと気づける機会や知ろうとする意識を持てることはとても有意義なことだと思っています。
今回見た映画からも私自身の思いを巡らせることはありましたが、そこに関連して数年前の出来事も一緒に考えさせられるような不思議な感覚になりました。
時間は有限で、一生のうちにできることも限られていますが、できるだけ「種種様様」な人・世界を目にしてみたいです。
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