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広島生まれの8月6日

  • 執筆者の写真: Narumi
    Narumi
  • 2021年8月6日
  • 読了時間: 2分

広島に生まれると8月6日はほとんどの人がなんの日なのか頭に浮かぶと思います。


「原爆の日」


私は被爆関係者でもなんでもありませんが、やはり思うことはあります。


明日がある前提で、進路や就職、日々の計画を立てて生活できることは当たり前ではないのです。



小学生の頃、この日は学校に登校して、原爆の映像や写真、資料から学ぶ日でした。

夏休みの宿題には1人折り鶴100羽折る宿題がありました。


私はそういった映像が頭に残りやすいタイプだったので、毎年この日から1ヶ月程度は寝る前に映像が思い出されて何とも言えない夜だった記憶があります。



よっちゃんのビー玉

火垂るの墓


アニメや漫画で戦争について伝えられているものはたくさんあります。



当時のことを伝える方は、投下から76年もたてば高齢になられています。

私が社会科見学でお伝えいただいたのも、20年も前のことです。



その時代ごとにライフスタイルは様々で、この時代にしか生きていない自分からすると幸せなんて比べようのないことですが、やりたいことや食べたいもの、着たい服、、、そして、日々の悩みや考え事ですら選択できる現代があることはとても尊いことだと感じます。


選択肢が多い毎日=幸せとは言えませんが、それが許されない世界に明日なったとしたら、私は幸せだったのだなと思う気がします。


私は広島の福山出身なので、祖母からは福山の空襲について耳にしたことがあります。

あまり全国的には知られていないかもしれませんが、当時の福山市の人口の約81%が被災しています。



大したことはできなくとも、一人一人の記憶に今の日本では考えられないようなときを残し続けることはとても大切なことなのではないでしょうか。




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