部活動への想い。

私がこの働き方を選択した原点は、高校の部活動です。
部活動を通し、たくさんの思考を巡らせ、人生で一番涙していたと思います。
当時先輩に「よく泣くなぁ」と言われたとき、私はその言葉以上に、自分自身に驚いた記憶があります。
高校の部活動風景を知らない人からすると、そういったイメージのない人間でしたし、私も自分のことをそのように思っていませんでした。
今振り返ってみても、すぐに涙が湧いてくるわ、過呼吸になるわで、自分でも笑ってしまうくらい心のバケツがいっぱいな状態でした。
今の自分なら大したことではないと言えるのですけどね。
私は、高校の部活動で身近にトレーナーや管理栄養士がいてほしいと考えていました。
そして、そういった人間に自分がなれば部活動という場を変えられると考えていました。
ただ、キャリアを重ねていく中で、トレーナーと管理栄養士になるだけでは学生スポーツに関わっていくことは難しいと知りました。
これまで、社会人やプロのアスリートのサポートはさせていただいてきました。
学校での講演依頼をいただくことはあれど、継続的にサポートさせていただくことは少ないです。
対象によりサポートは大きく変わります。
私の焦点が的からずれていたことが原因のひとつだと考えます。
「私はなぜこの道を選んだのか?」
「その道のために何かアクションを起こしたのか?」
この問いを自身に向け考えたとき、『変革』の必要性を感じるようになりました。