あなたは「やりたいことがあるか?」と問われてすぐに答えられますか?
私はたまたま今回の人生で「ある」と答えられるものに10代で出会えました。
というよりは、もはや意地のようにも感じています。
『学生スポーツ』を変えたい。
部活動で、苦悩の継続をする選択を繰り返した経験から生まれた想いです。
物心がついたころから、『やりたい』という言葉をよく発していたように記憶しています。
兄たちが広場で遊ぶなら「一緒に行きたい。」
兄たちが空手やボクシングをやるなら「やってみたい。」
テレビでパティシエのドラマを見たら「パティシエになりたい。」
家で犬を飼い始めたら「トリマーになりたい。」
なんだか今では信じられないくらいたくさんの『やりたい』に溢れていました。
私のやりたいことは、「できない」「やりたくない」「逃げたい」といったネガティブな思い8割と、それをどうにか乗り越えたいという思い2割から生まれ、自分でも不思議に感じる目標を実現に向けて歩んでいます。
当時2割も残っていたのだろうか。。
人それぞれやりたいことは違います。
一般的に見て目立つもの・そうでないもの、稼ぎの良いもの・そうでないもの、影響力のあるもの・そうでないもの、といった尺度で語られる場面をよく見ます。
そんな尺度で判断するようになると、やりたいことが『そうであるもの』でなければならないと感じてしまうように思います。
私が「やりたいことがあるか?」と問われて「ない」と答える現在だったとしたら、どんな生き方をしているか思い浮かべるのは難しいです。
かまいたちさんの『トトロ見たことない』ネタのように、見たことがある人はもう戻ることはできないのです。見ちゃってるから。
ただ、「ない」と答える人の中には『大したものは』という言葉が隠れている人もいますし、元より「ない」と答える人生でもいいと思っています。
私は「ない」状態だと仕事をしたり、人と会ったりすることがすこぶる面倒になるタイプなので、「ある」状態でよかったです。
神を信じているというわけではありませんが、もしも神が生まれながらに与えるGIFTが存在するのならば、面倒くさがりでも行動せざる負えないように『やりたいこと』が生まれる人生にしたのかもしれません。
いや、面倒くさがりをなんとかしてほしいものです。
「やりたいことがありますか?」という問い。
やりたいことがあってもなくても良いと思いますが、私にとってはあってよかったと思います。
今回はお客様に問われ、答えたあと質問を投げ返したときに考えたことを書いてみました。
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