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執筆者の写真Narumi

習慣はひとつずつ


「健康的な身体を手に入れたい。」

「引き締まった体になりたい。」

「投球動作を安定させたい。」


目的のため、必要な身体の状態を手にできるよう、習慣化して取り組みたいことはたくさん頭に思い浮かぶと思います。


例えば、ダイエット。

「自信をもって好きな服を着て歩きたい。」

これを体現させるには、現状の食事習慣や運動習慣、ライフスタイルなど、何かしらの変化は必要になります。


そこで、

・食事は1口30回以上噛む

・食事を記録する

・ごはんの計量をする

・毎日60分のウォーキングをする

・朝は5時に起きる

・夜は10時に寝る

・お風呂上りにマッサージをする

・寝る前にストレッチをする etc.

明日から全部やるぞ!と意気込んでも継続は難しいでしょう。



一気にやる方が気合が入るという方もおられるのかもしれませんが、人間は基本的に今の状態を維持しようと身体が働くようになっています。


また、飢餓の心配がある時代にはエネルギーをできるだけ温存しておくために、休もうとする習性があり、その頃の名残で運動に前向きになれないのは仕方がない、という説も聞いたことがあります。

身体の慢性的な疲労や栄養不足、ストレスなどの影響も大きいと思いますが。



現在の習慣は、今の自分にとって過ごしやすい状態で、それを変え、新たな習慣を身につけるには時間が必要になります。


ひとつの習慣が当たり前になってくれば、次の必要だと思う習慣に取り組む。

それを繰り返していれば、習慣化することが習慣に。




小学生の頃、夏休みの自由研究は毎年1日、半日、1時間と、いかに早く終わらせるかしか考えていませんでした。

全体の宿題も終わるまで寝れないルールを作ってやっていました。

学ぶというより、終えることしか考えていませんね。


集中型で習慣とは縁遠い人間だなと自分で感じますが、自分で課すものになってからは毎日やることが明確になり習慣にしやすくなりました。

積み重ねることでしか「得られない力」を知る経験ができたことも大きかったのだと思います。



自分が何をしたいのか。

自分はどんな人間なのか。

身体の不調はないか。


自分を知って、それから1つずつ習慣化してみてはいかがでしょうか。




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